使ってこそわかる「整骨院向け予約システム」の魅力

今の場所で整骨院のグループ会社の院長として勤めていましたが、院を買い取り独立。2020年初めから「圓川整骨院」として運営しています。

2019年の年末に独立開業のために改装・休院したのですが、周囲に競合も多く患者さんが離れてしまいました。以前の患者さんに戻ってきてもらうため、電話したりポスティングしたりして再度来院を促していました。

そういう状況のなか、院のウリになるものをと“待たせない治療”を実現しようと思い、完全予約制に切り替えオンライン予約システムを導入しました。

オンライン予約システムを導入したのは良かったのですが、当時使用していたシステムは院側の画面も使いにくいことに加え、患者さん側の予約画面もボタンを何度も押さないと予約できず、患者さんが予約を取ることに手間取ることが多く、使っていくなかで不満が大きくなりました。

そのため「整骨院のことを考えて作られた予約システムがいい！」という思いが強くなり、ワンモアハンド導入を決めました。

グループ院時代は来院順制だったため、その日に来院した患者さんを順番に治療していました。待ち時間が長く、最大3時間待つことも珍しくありませんでした。

朝一番に来ていただければ並ばずに済みますが、少し遅れると20〜30人の列ができ、院内にも入れず外で待ってもらうこともしばしば。患者さんも遠方から電車で来る方が多く、こうした環境は特に近隣の方には不便だったと思います。

また、完全予約制を導入する前の当院も、「いつも混雑していて待ち時間が長い」というイメージが近隣の方にあったようで、完全予約制を導入してからは近隣の方の予約・来院が増えました。待ち時間が無くなったからか、以前は学生が多かった客層も変わり、30代後半から40代の方が今は多くなっています。

ワンモアハンドを導入してからは、新規・リピーターともにオンライン予約の利用者が増えました。年配の患者さんもオンライン予約がしやすくなり、特に予約画面の操作が簡単であることが好評です。

現在、電話予約は1日1件程度に減少し、全く電話がかかってこない日も多くなりました。スタッフが少ない当院にとっては施術中の電話対応が不要になったのは非常に助かっています。

一番便利なのはブロック機能です。ちょっと手が離せないときや対応が難しい時間帯にサッとスケジュールを抑えられるのでありがたいですね。

それから予約の複製・移動機能もよく使ってます。予約変更の際に、変更前の元の情報が画面の左上に表示されているから確認がしやすいです。日程変更の際にこれがあるとミスがなくて助かります。

設定の自由度が高くて、今は患者さんの予約のハードルがかなり下がったと思います。「ワンモアハンドは整骨院向けによく考えて開発されているな」と日々使うたびに感じますね。

例えば、予約画面にテキストが自由入力できますが、当院では”会員登録をしなくても名前のみで予約出来ます。”と記載しています。これが意外に効果があって。年配の方とか、入力が面倒って方も「名前だけでOK」と分かれば、予約しやすいようです。些細なことに見えるけど、こういった細かい配慮があるのはワンモアハンドならではですね。

今後はSNS連携も試してみたいですね。これまでInstagramでの配信を試みたこともありますが、なかなか投稿する時間が取れなくて。けど、この機能を使えばFacebookやGoogleビジネスプロフィールにも一気に投稿ができるので時間の節約になりますよね。

Googleの評価も上がるという話もあるので、活用できれば集客に役立ちそうですね。

スタッフ・施設・機械の管理機能なんかもそうですが、「ワンモアハンド」は利用すればするほど整骨院のことをよく理解して開発されている予約システムだと感じます。

だからこそ、たくさんある機能を使いこなせていない現状はもったいないと感じています。これからも使い方マニュアルやサポートを頼ってもっとワンモアハンドを使いこなせるようにしたいですね。