LINE公式アカウントのメッセージで集客UP！売上につながる活用の極意

山本圭吾

1.なぜ今、LINEメッセージが集客の鍵を握るのか？

LINE公式アカウントは、メールと比べて圧倒的に開封率が高く、店舗にとって言わば “置いておきさえすれば見てもらえる看板” です。

例えば「今週末だけ20％OFF」など、即効力のある情報提供が可能で、集客促進に有効です。

さらに、LINEは幅広い年代層に利用されていて、若年層から高年齢層まで差なく届く強みがあります。
あなたのサロンや整骨院に合ったメッセージが、ピンポイントに届くようになっていることが、今の時代には非常に心強い集客手段です。

LINEでは、テキストだけでなく、スタンプ、画像、リッチメッセージ、リッチビデオメッセージ、カードタイプメッセージ、アンケート、自動応答など、ありとあらゆる形式の発信が可能です。

加えて、最近の管理画面アップデートでメッセージ種別が直感的に選びやすくなったほか、カードタイプメッセージのプレビュー表示や、50代以上の年齢細分化など、より精密なターゲティングも可能になっています。

例えば、ある日だけの限定クーポンをリッチメッセージで配信したり、複数メニューをカードタイプで紹介するなど、表現の幅が拡がりました。

LINEは友人や家族とのやりとりの延長上。
あまり堅い文調では「通知は来るが、読む気にならない」ということも。
スタンプや柔らかい表現を交え、“友だちからのお知らせ”のような親近感ある語り口が効果的です。

開封率が高まる時間帯はターゲット層によって異なります。たとえば主婦層なら家事の合間、サラリーマンなら昼休みなど、タイミングを見計らって配信すると効果的です。

性別や年齢、地域などで絞り込んで配信できる「セグメント配信」は、不要な受信を減らし、ブロック率の低減にもつながります。

キーワードや指定のタイミングに応じて、自動でメッセージを送れる「自動応答」や「ステップ配信」は、スタッフの負担を減らしつつ、継続的な関係性構築にも効果的です。

週1〜2回が目安。頻度過多はブロック率を上げます。

メッセージは最大3つの吹き出しで1通とカウントされます。
吹き出しが4つ以上になると2通カウントとなるので、短く分かりやすくまとめましょう。

下書き保存とテスト表示でズレや誤字脱字を事前チェックしましょう。

LINEメッセージを読んでもらって終わりではなく、「読んだあとに何をしてほしいか」を設計することが重要です。
その意味でも、「今すぐ予約する」ボタンをメッセージ内に組み込むことで、読者の行動を促しやすくなります。

特に、LINE連携がスムーズな予約システムと組み合わせれば、配信→予約→来店までの流れを一気通貫で設計できます。

リッチメッセージやカードタイプメッセージに予約リンクを貼るだけで、読み手の行動が変わります。集客につながるメッセージ配信とは、「内容」だけでなく「動線設計」まで含めて設計されているものです。

LINE公式アカウントは、整骨院・鍼灸院・美容サロンにとって、もっとも手軽かつ強力な顧客接点の1つです。しかし、ただ配信するだけでは効果は限定的。

大切なのは「予約」という最終アクションにどうつなげるか。
そのためには、「誰に・何を・いつ・どう見せるか」を意識したメッセージ設計と、ストレスのない予約導線づくりが欠かせません。

LINE配信と予約システムを戦略的に組み合わせれば、集客はもっとシンプルで、もっと効果的になります。

LINE公式アカウントのメッセージ配信や予約ボタンの設置を自分でやるのは少し不安…そんな方には、整骨院・鍼灸院・サロン向けの予約システム「OneMoreHand」がおすすめです。

「OneMoreHand」では、LINEとの連携はもちろん、予約ボタンの設置やリッチメニューの作成・設定まで専門スタッフが代行。初期設定に不安がある方も、すぐにLINEからの予約導線を整えることができます。

さらに、Googleビジネスプロフィールとの連携や口コミ獲得支援など、集客に強い機能が多数。LINEを活用して集客力を高めたい方は、ぜひ一度ご相談ください。
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著者：山本圭吾

株式会社クロスリンク取締役。

新卒で株式会社USENに入社し営業職に従事。その後、株式会社リクルートに入社しHotPepperの営業に従事。通期表彰などを受賞。

2010年、株式会社クロスリンクに入社。営業、企画、人事と多岐に渡る業務を経験。2016年、同社の取締役に就任。現在に至る。