美容サロン経営者必見!活用できる助成金とその活用方法
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美容サロンを経営するうえで、設備投資や人材育成、マーケティングなど、さまざまなコストが発生します。同業他社との競争が激化していくなかで、資金を有効に活用することは成功への鍵となります。
そのなかで、国や自治体が提供する助成金・補助金の活用もサロンの成長を加速させる重要なポイントです。
本記事では、美容サロンが利用できる助成金の種類や活用方法について詳しく解説していきます。
1. 美容サロンが活用できる助成金の種類
1-1. ものづくり補助金
ものづくり補助金は、中小企業や小規模事業者が新たな設備を導入する際に利用できる補助金です。例えば、最新の美容機器や施術用ベッドの導入、新しいメニューを開発するための設備投資などに活用できます。
<補助対象例>
- 美容機器(脱毛器、フェイシャルマシンなど)の導入
- サロンの内装工事(リニューアルや新規出店)
- 新しいサービス開発のための設備投資
<補助額>
補助率は1/2~2/3で、上限額は数百万円程度(公募年度による)
1-2. 小規模事業者持続化補助金
小規模事業者持続化補助金は、サロンの集客や売上向上のための取り組みに対して支援を受けられる制度です。特に、マーケティングや広告活動、Webサイトの制作などに活用しやすいのが特徴です。
<補助対象例>
- ホームページの制作・リニューアル
- SNS広告やGoogle広告の出稿
- チラシ・パンフレットの作成・配布
- 顧客管理システムの導入
<補助額>
補助率2/3、上限額50万円(特定条件を満たせば最大200万円)
1-3. IT導入補助金
IT導入補助金は、業務の効率化やDX(デジタル・トランスフォーメーション)を推進するための補助金です。美容サロンでは、予約管理システムや電子カルテの導入に利用できます。
<補助対象例>
- オンライン予約システムの導入
- 顧客管理ツール(CRM)の導入
- キャッシュレス決済システムの導入
- AIを活用したマーケティングツールの導入
<補助額>
補助率1/2~3/4、上限額は数十万~数百万円(公募年度により異なる)
1-4. 人材開発支援助成金
美容サロンの成長には、スタッフのスキルアップが不可欠です。人材開発支援助成金は、スタッフの教育・研修費用を助成する制度であり、技術力向上を目指すサロンにとって非常に有用です。
<補助対象例>
- エステティシャンの技術研修
- 接客スキル向上のための研修
- マネジメント研修
- 店舗運営に関するコンサルティング研修
<補助額>
研修費用の一部を助成(補助率や上限額は研修内容による)
1-5. 創業・事業承継補助金
創業・事業承継補助金は、新たにサロンを開業する場合や、事業承継を行う際に活用できる補助金です。特に、事業を拡大したい経営者や、家族経営のサロンを引き継ぐ際に役立ちます。
<補助対象例>
- 新規開業時の設備投資
- 事業承継に伴う経営革新
- 事業拡大のためのマーケティング施策
<補助額>
補助率1/2~2/3、上限額数百万円(地域等による)
2. 助成金を活用するためのポイント
助成金は魅力的な制度ですが、申請には一定の条件や手続きが必要です。以下のポイントを押さえて、スムーズに申請を進めましょう。
2-1. 事前準備をしっかり行う
助成金の申請には、事業計画書や見積書、経営状況の説明などが求められることが多いため、事前準備が重要です。
特に、どのような目的で助成金を活用するのかを明確にし、計画をしっかり練ることが必要となります。
また、必要書類の不備があると申請が通らないこともあるため、事前に細かくチェックしましょう。
2-2.申請スケジュールを把握する
助成金の申請には締切があり、年に数回の公募期間が設けられています。申請期限を見逃さないよう、定期的に最新情報をチェックし、早めの準備を心がけましょう。
特に、人気の高い補助金は応募が集中し、予算が上限に達すると早期終了する場合もあるため、迅速な行動が求められます。
2-3.専門家のサポートを活用する
助成金の申請は、専門的な知識が求められる場合があります。税理士や中小企業診断士、コンサルタントなどの専門家に相談することで、採択される確率を高めることができます。
また、専門家に相談することで、どの助成金が自社に適しているのか、より具体的なアドバイスを受けることができます。
3. さいごに
美容サロン経営において、助成金は資金調達の強力な味方となります。
ものづくり補助金や小規模事業者持続化補助金、IT導入補助金、人材開発支援助成金、創業・事業承継補助金など、サロンの成長に直結する制度を積極的に活用しましょう。
助成金を上手に活用することで、経営の安定化や事業拡大を実現し、競争の激しい美容業界で成功を収めることができます。
もちろん、助成金の活用だけでなく、日々の経営努力もしっかり行っていく必要があります。顧客満足度の向上、新メニューの開発、スタッフの教育など、経営の基盤をしっかりと築くことで、より効果的に助成金を活用できるのです。
今後も新しい助成金制度が登場する可能性があるため、常に最新の情報をキャッチし、賢く活用していきましょう!
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